バンクーバー郊外に親子で移住!2023年版

バンクーバー郊外に親子で移住して3年が経過しました。バンクーバー郊外での生活、子供のバイリンガル教育に奮闘する毎日を綴っています

<2/22時点>カナダ バンクーバーはコロナの規制継続中

2021年2月時点の現状の生活

 BC州は昨年11月に緊急事態宣言が出てから現時点も継続中です。人口約500万人の州でコロナの新規感染者は1日当たり 400-500人ほどで、11月に緊急事態宣言が出された時の2000人規模からは減ってはいますが、去年の夏に制限が一部解除された時の水準(100人以下)までには減っていない状況です。

制限の内容(一部抜粋)

No social gatherings of any size at your residence with anyone other than your household. (一緒に住んでいる家族以外の人との集まりは人数に関わらず禁止)

(British Columbia- province-wide restrictions より)

 市民にとっては、この規制の影響が1番大きいのではないでしょうか。制限前はインドアでの6人までの集まり、屋外での集まりはOKとされていたので、友人宅でお茶をしたり、子供達がプレイデート(公園で約束して遊ぶ)をしたり、お誕生日会で集まったり、社会的交流ができていた状況ですが、現在はそれができないので、ストレスが溜まっている人も多いのではないかと思います。

At this time, all non-essential travel should be avoided. This include travel into and out of B.C. and between regions of the province. (全ての重要でない移動は避けるべき。 BC州内、州外への移動, 地域間の移動も含む)

(British Columbia- province-wide restrictions より)

 essential travel(重要な移動)に含まれるのは地域内の通勤、お医者さんへの通院などでそれ以外の移動は避けるべきとされています。そのため、旅行はNGとされています。クリスマスシーズンの休暇もそうでしたが、現在も継続して地域外に旅行に行くことはできない状況で、学校は3月に2週間の春休みがあるため、早く解除されて欲しいと願うばかりです。

学校には通えるの?授業の様子は?

  • 私たちの子供は小学1年生と5年生に該当する学年ですが、小学校から高校までは対面式の授業が昨年の9月から再開されています。但し、コロナ前とは大きく変わった点があります。

変更点

ー小学4年生から上の学年は昼食時以外はマスク着用

ー体育の授業は基本的に人と人が触れ合わない競技(バトミントン、ピカボール(テニスのミニ版)縄跳びなど)

全ての遠足やイベントは中止

 子供達にとってはこれが一番きついと思います。コロナ前はバスで様々なところに遠足に行ったり、博物館や工場見学など課外授業を通して地域住民からも多くのことを学ぶことができました。

ー音楽の授業はクラスの人数の半分で時間を分けて実施

 楽器の演奏などがあるため、十分に距離が取れるように半分の人数で実施しています。

ワクチン接種の状況は?今年の夏はカナダに行けるの?

BC州ではPfizer社のワクチンとModerna社のワクチンを認可しています。フェーズ1から4に分けて順番に接種が開始されています。

Phase1( 現時点):2020年12月から2021年2月まで

 ーlong-term care(老人ホーム)のスタッフと住民、入居を待っている人、そこを訪れる重要な人々

 ー医療スタッフ、病院のケアワーカー

ー遠隔地の孤立した先住民コミュニティ

Phase2( 現時点):2021年2月から2021年3月まで

ー80歳以上のシニアでPhase1に該当しない人

ー先住民の65歳以上のシニア

ー病院スタッフ、医療スペシャリストでPhase1に該当しない人

ー看護施設でシニアをお世話をしている人

Phase3:2021年4月から2021年6月まで

ー60歳以上の年齢の人々

Phase4:2021年7月から2021年9月まで

ー18歳から59歳までの人々

 このようなスケジュールで接種が計画されています。一般の人に行き渡るのは9月となりますので、このような状況下、夏休みに観光目的で外国人をカナダに受け入れるかという点は、あまり大きな期待が持てないように思います。先日のニュースでも保健管理最高責任者がカナダ住民に対して夏の海外旅行は期待できないと思った方が良いでしょうと言っていました。カナダの子供達の夏休みは6月後半から8月末までととても長く、昨年と同様、せめてBC州内の旅行だけでも許可されることを願っています。。