バンクーバー郊外に親子で移住!2023年版

バンクーバー郊外に親子で移住して3年が経過しました。バンクーバー郊外での生活、子供のバイリンガル教育に奮闘する毎日を綴っています

バンクーバー 郊外での生活費はどのぐらいかかるの?

  私たちは家族4人でタウンハウス(1階の駐車場スペースから3階まである細長い住居)に住んでいて、バンクーバーのダウンタウン(都市)ではなく、郊外(ダウンタウン中心まで車で40分ほど)に住んでいるので、ダウンタウンに住むよりはだいぶ安いと思います。その前提で、生活費がどのぐらいかかっているか記載したいと思います。

タウンハウス住居費(水道代込み)

 築10年の物件で、1階に車が2台分停められる駐車スペースがあり、住居スペースは2階と3階、その上にルーフバルコニーが着いていて、 屋上除いて110平米あり、家賃はCAD2,150/月(日本円で17万円ぐらい)です。この中には水道代も含まれています。また、共有スペースにはジムがあり、ランニングマシーン4台とウェイトトレーニングの機材、15畳ほどのフロアスペースがあり、住民であれば朝5時から夜10時までいつでも利用できます。今まで住んでいた東京都心でこの規模の家に住むと家賃は駐車場も合わせると30万円近くになると思うので、ジムもついていてこの値段はお得感があるなと感じています。ダウンタウン中心地に住むと家賃は2倍近くになると思うので、リモート環境が整った今、住環境の良い郊外に住むのもありかなと思います。

光熱費、通信費、その他のコスト

1.光熱費 (ガスはないので電気代のみ) 

8千円/月(冬は暖房費が高いが、年平均にして算出)

2.通信費 

 携帯:4,250円(一人当たり)

 Wifi:11,000円

3.ガソリン代 

18,000円/月(毎日20Kmほど運転して)

 食費は、外食をしなければ東京都心の物価と大きく変わらない印象です。むしろ野菜や生鮮食品などは、税金がかからないので、多少安いと思います。但し、日本食にこだわると納豆などは2倍近くの値段がするので高くついてしまいます。

 高いといえば、つい最近、虫歯治療をしたのですが、1回の治療で28,000円もかかりました。一部保険では還付されるものの、日本と違い、一旦全額支払ってから還付請求となるので、健康、虫歯には充分に注意をして暮らさないといけないなと思いました。

実際に住んでみた感想

 私達は東京都心で家族4人で暮らしていたので、引っ越してきて、生活費はだいぶ安くなりました。都会で暮らしていた時の7割のコストで2倍近く広いスペースに暮らせています。郊外ですが、スーパーやレストラン、ショッピンングモールが徒歩圏内にあり、大きな不便を感じたことはありません。レストランで食事をするとチップ平均15%を含めとても高くつくので、自炊がメインとなりますが。。

 但し、夜遅くまで開いているコンビニエンスストアなどはありませんし、電車の駅は近くになく、車がないとバスに乗ることになるので、車がないとかなり不便を感じると思います。1年半住んでいて、2回停電があり、一度だけ、水道のお湯が出なくなったことがあり、その時は多少不便を感じました。

 将来、海外で生活することを検討していて、大自然が好きな方、私たちのように都会の生活に疲れ果てた、、という方はバンクーバーの郊外に住むことを検討してみても良いかもしれないですね。屋上からは綺麗な山々が望めて、リス、アライグマ、鹿、うさぎなどに遭遇することもありますよ!