バンクーバー郊外に親子で移住!2023年版

バンクーバー郊外に親子で移住して3年が経過しました。バンクーバー郊外での生活、子供のバイリンガル教育に奮闘する毎日を綴っています

10歳の息子が英語が大好きになったきっかけ

 この1年半で、英語は将来なんとなく必要だから勉強しよう=>楽しい!世界が広がった、継続して色々学びたい!息子のモチベーションが大きく変わったきっかけは2つあります。

コロナの影響により始めたオンライン英会話

 忘れもしない2020年3月17日、春休み明けから普通に始まると思っていた学校が、コロナの影響で始まらず、家庭学習に切り替わってしまった時、、さぁーどうしよう、学校に行かないと英語も話さなくなるし、オンラインはほぼ自習学習なのでモチベーションも下がるし、と悩んだ結果、24時間いつでも受けられるオンライン英会話を申し込むことにしました。せっかくカナダにいるのに日本でも受けられるオンライン英会話か、、と初めは悲しく思っていたのですが、何もやらないよりはマシ!と思って子供達に受けさせることにしました。

 息子は、えーやだーと強く抵抗し、対面の授業が始まったらやめるからという約束で、毎日、25分受けることを渋々了承しました。そして1年後の現在、昨年9月から学校には毎日通っていますが、オンライン英会話も自分の意思で続けています。当初は親が予約していましたが、今では自分でお気に入りの先生を選んで予約し、トピックを選び、習い事などで夕方帰宅が遅くなった際も、隙間時間に予約して楽しんで受講しています。英語だけではなく、ホットな世界中の時事ネタを知ることができて、それについて先生とディスカッションすることが楽しいようです。今日はこんなこと話したけど、知ってる?と、親が知らないその日知り得た新しい情報をシェアするのも嬉しいようです。

大好きな折り紙で憧れの人、世界の子供たちとつながる

 息子は日本にいた時、3歳から折り紙が大好きで、10歳になる今もせっせと色々な作品を折っています。中でも世界の折り紙ファンなら知らない人はいない子供達に大人気のJeremyShafer(カリフォルニア在住、私たち親40代と同じ世代)の大大大ファンで、日本にいる時からYutubeを見ていていつか会えるかなーと憧れの存在でした。Jaremyは日本の折り紙の本に作品が掲載されるほど折り紙界では有名な人です。

 とある日、そのJaremyのYutubeの特別会員(500円/月)になると、Zoomでライブで一緒に折り紙が折れるということを発見した息子、せっせとトイレ掃除などをして貯めたお金で1ヶ月だけ会員になると言って、申し込みをしました。そして待ちに待ったzoomの日、憧れのJeremyと同じ趣味を持つ世界中の折り紙ファンの子供たちとつながることができました!また、Jeremy が息子の名前を読んで、今後、折り紙でどんな作品を作りたいか?と直接個別に話しかけてくれて、緊張しながらも自分が作りたい作品を伝えた息子、、その日の興奮状態は想像できるかと思います。まさか話せると思ってなかったよ、こんなこと話したよーと目をキラキラと輝かせながらその日の様子を語ってくれました。英語が話せてほんとに良かったー、もっと色々話せるようにさらに頑張る!とさらにギアが上がりました。

息子から学んだ英語学習の意義

 私自身を振り返って、英語は試験、受験のため、会社で英語が必須なため、やらないといけないものという概念で英語学習を続けていましたが、息子のキラキラした姿を目の当たりにして、英語を体得する真の意義はこれだ!と思い直しました。世界中の趣味が共通する仲間と繋がれて、憧れの人ともコミュニケーションができてワクワクする、そんな価値を提供してくれる言語なんだと息子を通じて、改めて学びました。私自身もそんな仲間、趣味が持てるように視点を変えて、英語学習を継続していきたいと思います!